
コンソーシアムで行ったイベントの報告や会員の紹介、プロデューサーや事務局職員の日々の活動などを掲載しているブログです。
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2010年3月 9日
【事務局 大浦】
卸町クリエイター向けインキュベーター「TRUNK」の開業記念カフェ第二弾!のレポートです。
前回に引き続き、海外に展開している仙台地域のクリエイターの方々にお話しいただき、これから海外展開にチャレンジするクリエイターを支援するにはどういう手法が有効か、がテーマでした。
主催は、経済産業省さん(地域クリエイティブ活動実証事業)で、SC3も協力団体として参加しました。
今回は、お二人のゲストにお越しいただきました。聞き手は、国永氏、ジェイミー氏、ユニグラフィック竹野氏です。
最初に、2003~4年の欧州ツアーや、2009年ドイツでリリースされるなど、仙台を拠点に積極的な海外プロモーションを展開されている音楽ユニット「antennasia(アンテネイジア)」の作曲家「Nerve(ナーブ)」氏に世界展開のきっかけなどお話いただきました。
続いて、世界の最新クリエイティブ情報を紹介している雑誌「QUOTATION(クォテーション)」の編集長 蜂賀氏より、セルフプロモーションの方法、コツ等をお伺いしました。
アンテネイジアWEB http://www.antennasia.com/
クォテーションWEB http://www.quotation.jp/
一人目のNerveさんですが、竹野さんの「(音楽の)ジャンルは?」との問いに、「ダブを通過したエレクトロニカ」と答えられていました。ちなみにエレクトロミュージックということで、作曲もマックPCでされていて、作曲のパートの呼び名も「プログラミング」と言われています。若い方々には当たり前かもしれませんが、五線譜世代の自分にはかなり衝撃です。ただ、先日はマックPCで演奏もされているアーティストの方もお見受けしまして、段々慣れはきましたが、、、
Nerveさんの海外向けの情報発信としては、始めは、MP3のWEBに曲をアップされていたそうです。Nerveさんは自分で考えてWEBサイトを探されたようでしたが、竹野さんからの「(海外展開に)どういったサポートがあったらいいと思いますか?」の問いに、「誰かとつないでくれる人、どこに行けばいいか教えてくれる人」とのこと。一人で思考錯誤することも重要だと思いますが、地域におけるプロモーターの重要性を改めて認識しました。
また、これから海外へ発信していくクリエイターに向けて、「できるだけ海外のアーティストとのコラボレーションをすること」とのアドバイスがありました。国内のイベントでもコラボできるとのことで、東北人の奥ゆかしさは少ししまっておく必要がありそうですね。
お二人目の蜂賀さんからは、ワールドワイドのクリエイティブ情報を収集、季刊で発信されている立場から、クリエイターのセルフプロモーションについてお話いただきまして、作品力も重要ですが、プラスαのプレゼンテーション力が重要とのことです。
具体には、作品(プレゼン)を見せるのに、カラープリンタで出力するのではなく、あえて印刷して見せる、などとのこと。一歩すすめて、作品(プレゼン)にあった特殊印刷を使うなど、ひとひねりしてみるとのことです。また、単に「作品を見てください」、だけではなく、「一緒に〇〇できませんか?」などと提案することも一つの手法とのことです。
ちなみに、蜂賀さんも編集長として、世界のクリエイティブ・シーンを紹介する雑誌を世に出されているのですが、時代の変化を拾うことが楽しい、とのことで、他より一歩すすんでいるため、他とかぶることは少ないようですが、ただ話題が早すぎてポルシェには乗れない(儲からない)と楽しそうに話されていました。終始穏やかな口ぶりでしたが、一方ならぬ「こだわり」を感じました。
最後に、蜂賀さんより、新しいテクノロジーがでるたびに、新しいデザインが必要となるから、デザインの需要は増えている時代にいる、との応援の言葉がありました。
今回の所感ですが、「仙台 一歩先行く街」という目標もありかなあ、などとも思いました。産業として成り立つ(儲かる)には半歩先がいいようですが、ツイッター、ユーストリームに続く世界を考えるカフェ、どうでしょう?