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ライターバトン -6- 「手前味噌、バンザイ!」

仙台を中心に活躍するライターが、リレー形式でおくります。前任ライターのお題をしりとりで受け、テーマを決める…という以外はなんでもアリの、ゆるゆるコラムです。

手前味噌、バンザイ!

謙虚な日本人は自慢を好まないと言われています。選び抜いた手みやげでも「つまらないものですが」と謙遜し、手塩にかけて育てた娘をお嫁に出す際には不束者呼ばわりしてみたり、他人から褒められれば「とんでもない!」と恐縮したり。でも、誰にでも「手前味噌ですが・・・」と自慢したいこと、ありますよね。

“手前味噌”は、ご存知の通りやや控えめに自分を自慢したい時に枕詞として使われています。私がこの言葉を使いたくなるのは、初対面の人から「若く見えますね」と言われた時。「趣味は若作り!」と公言している効果か(そんな私に気づき、気を使っていただいてか)、実年齢をうやむやにしつつも、ほんの少し匂わせるとこの言葉を言っていただけます。相手の言葉を誘導しているという感も否めませんが、その言葉を引き出しては「そんなことないです〜」と笑顔で否定。でも、もちろん心の中では大きなガッツポーズを取っております。

コピーライターとしては、四半世紀以上続けている仕事があること。A416ページほどのツールから始まったこの仕事が、あれよあれよと言う間に広がり、今では私の大切なライフワーク。毎年全国各地に取材に行かせていただくまでになっています。結婚・出産・子育てと、人生のさまざまな荒波を乗り越えながら、途切れることなく続けて来れたのも、家族をはじめ私を支えてくれた周りの方々のおかげです。つくづく、人に恵まれてきたなと思います。

この仕事を通して、医療・福祉・スポーツ・美容・ブライダル・製菓・調理と、とにかく幅広い分野の専門知識を得ることもできました。そして、下は16歳から上はオーバー80歳と、さまざまな年代の方に取材させていただき、社会人として、女性として、時には母として、妻として、大切なこともたくさん学ばせていただきました。コピーライターという仕事の喜びを実感できたことも数知れず。「とても話しやすかった」「楽しい時間でした」、そう言っていただけたことは、仕事を続ける糧となり、大きな大きなやりがいになっています。

これからも体力が続く限り、多くの人の話を聞きに、全国を駆け回りたい!そして、生涯現役を貫きたい!と思っています。ひとつの仕事を通して、夢を持てるようになれたことが私の一番の自慢です、手前味噌ですが・・・・。

さて、次に私がバトンを渡すのは、三國仁志さんです。高学歴・高身長、そしてハイセンスな三國さんは、どんな仕事もひょいひょいっとこなす敏腕コピーライター&プランナー。ご期待ください!!

-5-「魔法の言葉は「仕事と称して」」 -6-「手前味噌、バンザイ!」-7-「“いいコピー”って、なんだろ?」

臼井 知子

大学卒業後、バブル景気に沸く広告業界へ。デザイン事務所、広告代理店を経て、仙台初のコピーライター事務所に所属。現在、フリーランスとして教育関係を中心にWEBコラムや会社案内などのライティング業務に携わっています。

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