2008年11月21日
11月17日(月)にせんだいデザインウィーク会場の
せんだいメディアテークにおいて
地下鉄仙台駅「電子ペーパー・サイネージ」
デザイン・チャレンジコンテストの審査会を行い、
先に実施した予備審査で選ばれた入賞作品の中から、
金賞(最優秀作品)1点、銀賞1点、銅賞2点を選定いたしました。
○金賞 三慶印刷株式会社企画制作課 佐賀隆薫氏制作
「アクセス30分の街」
○銀賞 千葉大学大学院デザイン心理学研究室所属 中村洋臣氏制作
「仙台豆知識クイズ」
○銅賞 株式会社アイグラフICT事業部 大森崇志氏制作
「まちがいは5つ」
菊池巨氏(個人)制作
「so-mitsu」
○佳作 株式会社ゆいネットActaleia編集部制作
「行ってわかった本当の"美味し国・宮城"」
東北工業大学デザイン工学科 松本匠充氏制作
「欅のゆらめき」
千葉大学大学院自然科学研究科所属 吉澤陽介氏制作
「突然ですが・・・。」
有限会社リアルビットコンテンツ開発事業部 佐藤淳氏制作
「仙台・宮城ゆる4コマ漫画」「仙台・宮城 連連想クイズ」
株式会社佐々木印刷所制作
「ようこそみやぎへ」
代々木アニメーション学院仙台校 赤江巧氏制作
「さけぶ」
○入賞 のはらかずみ氏(Cha Studio)制作
「るーぷる仙台」
東北電子専門学校 伊藤聡美氏制作
「star festival」
東北電子専門学校 相澤駿介氏制作
「何考える四郎さん」
東北電子専門学校 笠原ななこ氏制作
「杜の音」
東北電子専門学校 佐藤有香里氏制作
「ひかりの街で」
代々木アニメーション学院仙台校 阿部理恵氏制作
「耳食べて。-ささかまラビット-」
東北芸術工科大学 内田宝花氏制作
「夢の降る街」
菱沼隆氏(個人)制作
「The Samurai」「福の神と呼ばれた男」「童の夢」
千葉大学大学院デザイン心理学研究室所属 中村洋臣氏制作
「仙台・宮城観光スポット特集」
有限会社リアルビットコンテンツ開発事業部 佐藤淳氏制作
「仙台・宮城名物シルエットクイズ」
代々木アニメーション学院仙台校 柴崎侑弘氏制作
「アレ・・・?うまい・・・」
※総評
○菊地審査委員長
電子ペーパーと言う「遊びがい」のある技術に触れられて楽しく審査させていただきました。
遊び方に踏み込んだ応募作品も多く逆に勉強させられましたが、もっとトンデモない提案が
あっても良かったと思います。実現性は気にせず妄想を爆発させた(使い方の)デザイン。
そんなワクワク感の感じられる電子ペーパーはケータイ並みに身近なコミュニケーション
ツールになるかも。私も個人的になんか妄想していきたいと思います。
○鹿野審査委員
応募された作品の特性は大きく2つに分かれました。
一つは電子ペーパーというメディアをキャンバスに見立てて、どのような表現が可能かを
追求したアイデア。
もう一つは、電子ペーパーの可変性をいかした、表現のプラットフォームとしてのアイデア。
この2つのアイデアの方向性は、今後この新しいメディアをつかって、何らしかを表現し、
社会の中で広告という機能を持たせるためには、検討しなければならない大きな軸となる
ことを感じました。
今回受賞した作品は、限定された表現力の中で、新しい情報伝達の方法を示唆するもので
あり、また、今後の展開されるであろう、電子ペーパーサイネージというメディアの可能性の
片鱗を感じさせてくれるものだったのではないかと思います。
○佐藤審査委員
「白黒の点だけでどんな表現が可能なのか??観光PRには美しいカラー映像は外せない
でしょう!」と、初めはあまり期待していなかったのですが、作品を拝見してびっくり。電子
ペーパーの特性を活かした面白い表現がたくさんありました。
一瞬で見る人の関心を引きつけ、観光してみたいなと思わせるインパクトのある作品を評
価させていただきました。これからの電子ペーパーの発展に期待します。
○事務局より補足説明
今回の審査では、前提として、紙と映像の中間にある電子ペーパーの特性に考慮し、
電子ペーパー上でのデザイン(表現)だけでなく、サイネージ(看板)としての使い方や、
複数枚数を組み合わせる等の新しい広告媒体としての可能性への工夫がされている
作品への評価が高くなりました。
このため、1枚の構成で、表現に注力された作品は、相対的に評価が得られにくく受賞に
到るものはありませんでしたが、背景のグラデーションの表し方や、白と黒のコントラストの
使い方に際立っている等、優れた作品が見られました。
金、銀、銅の各受賞作品は、仙台・宮城の魅力を大きな看板上で伝えるために、連続した
情報発信や、クイズといった手法の工夫が素晴らしかったことと、画面展開に際して、強調
したい部分と他の部分に微妙な大きさの変化があり、15秒間隔の画面展開の機能を上手
に織り込んでいる点が最大の評価ポイントでした。