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昆野沙耶(恐山らむね)

Creators Diary クリエイターズダイアリー

仙台で活動するクリエイターらが日々の出来事や想いを書き留める7日間のフォトダイアリー。誰にでも等しく訪れる一日。けれどもその数だけ異なる一日がある。書くことで読まれる出来事と、読むことで知る誰か。コロナ禍に顔を合わせる機会は減れども、それぞれの日常は続いている。「元気だろうか?仕事はどう?」と頭に浮かぶあの人が近くて遠いこの頃に綴る、一週間の記録です。(月3回更新予定)

11月9日(月) わりと雨

編集者の朝はつらい。

特にこの日は急に冷え込んだので朝から布団と愛を確かめあいまくっていた。
本来であればのんびり過ごす休日のはずだったが、12時から勤務先「特定非営利活動法人まちづくりスポット仙台」で臨時のミーティングがあり、事務所に滑り込む。理事・正会員が揃う11月の運営会議と理事会が迫っているので現場の空気はピリっとしていたが、今はただ出席される会員の皆様への伝え方の工夫と、会議おわりに開催する懇親会のしゃぶしゃぶのことだけ考えるのみだ。

夕方からは秘密結社をやっている岸さんに約1年ぶりに会いに行った。決して話や設定を盛っているわけではない。本当に岸という女性は秘密結社をやっているのだ(たいへん世話になっている)。そんな秘密結社のボスをやっている彼女に溜め込んだ領収書の山の整理を依頼。秘密結社も税務署には逆らえないのだ。
察しのいい方はお気づきだろうが、私は整理整頓のようなこまやかな作業が大変苦手である。領収書の整理はもう依頼済みだが、秘密結社は部屋の掃除もやってくれないだろうかとボンヤリ考えている。

11月10日(火) くもり

休日だったので大学病院に先日の採血結果を聞きに行った。
「いたって健康です」の言葉に安堵し、そのまま街中へショッピングに繰り出す。

デパートで化粧品売り場の店員さんに新作の化粧品を次々と勧められ、化粧水やクリームを右手に何種類も塗り込まれ続けた結果、右手だけが異様にスベスベもちもちになってしまったのがなんだか笑えた。この時Aesop(イソップのクレンジングオイルを購入したが、これは決してクリエイターズダイアリーでカッコつけたかったからというわけではない。

11月11日(水) 晴れ

この日は夕方から株式会社よごと企画の沼田さんと、とある仕事の打ち合わせ。沼田さんにも数年前から大変お世話になっている。周りに助けられてばかりの人生である。
彼女の仕事場へ向かう際、新聞切り抜きジェネレーターでわざわざ「今から御社に向かいます」というジョーク画像を作って連絡を入れたところ「最高」とのこと。こんなやりとりがここ数年続いている。今回は福島県エリアに関するイラストとデザインの仕事。「12月は忙しすぎて、まいっちゃうね」とふたりで笑った。

11月12日(木) 晴れ

快晴!一年中この天気で良い。

ここで気づいてしまったのだが、今週はあまりクリエイターらしいことをやっていない気がする。クリエイターズダイアリーなのになどと考えながらのらりくらりと出勤し、ひとまず先週の進捗をまとめる(仕事から帰ったあとは家族とメモ帳に鬼滅の刃“の人気キャラクターの顔を描くなどして遊んでばかりいた

11月13日(金) 晴れ

本来はこの日、ライター仲間と仙台文学館で開催中の“安野モヨコ展へ行く予定だったが、都合がつかなくなったため急遽家で過ごすことに。この件とは全く関係無いのだが、これは職場で上司に食料をうっかり奪われないようにする古典的な方法「自分の食べ物には名前を書いておく」というやつの写真。

11月14日(土) 晴れ

仙台市青葉区・川平地区の町内会運営改善委員会という会議に少しお邪魔させていただいた。近隣の市民活動や地域資源の利活用を推進するNPOの職員として何かできることはないか、と地域の声を拾いに行くのも仕事のひとつ。地域の住民からすれば当たり前のことも、会議に常に出席している役員ではないというだけで知らなかった話題がたくさんある。帰りがけに小さなお饅頭をひとついただいたが、こういったコミュニケーションも町内会の集まりならではという感じで笑顔になった。

11月15日(日) 晴れ

ブランチ仙台WEST棟に拠点を構えるまちづくりスポット仙台“では、イベントが無い日は交流スペースを無料で開放している。勉強や談話に利用していただいて構わないし、お弁当を持ち込んで食べても良い。キッズスペース目当てで来館される親子連れも多い。
この日は近隣の小学校に通う小学4年生が遊びに来たので一緒に鬼滅の刃に登場する刀づくりに挑戦した。素材はダンボール。なかなか立体的に見せるための加工が難しかったので「また今度挑戦しようね」と約束をした。ダンボール刀鍛冶の道のりは長い。「全集中」で来週も頑張って行こう。

写真と文 = 昆野沙耶(恐山らむね)

ライター・編集者

特定非営利活動法人 まちづくりスポット仙台 ディレクター

1993年2月生まれ、仙台市出身。宮城大学 事業構想学部デザイン情報学科 卒業。

学生の頃からイラストレーターとして活動を続け、ファッション雑誌や書籍、地元の観光フリーペーパーなどの挿絵を手掛けていた。2017年ごろからは編集・ライティングおよびまちづくりの事業にも取り組んでいる(みやぎ復興情報ポータルサイト内「NOW IS.復興インタビュー」、グルメ雑誌「決定版! 宮城・仙台の最強ラーメン」など)

勤務先のNPOオフィスに遊びに来る小学生と一緒になって遊ぶのが好き。

E-mail:osasimichan@gmail.com

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