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私と「音楽」

三つ子の魂百まで、ということわざがある。
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歳までとは言わずとも思春期に出会った音楽はその後の人生を揺るがすと思う。

人生ではじめて親にねだったCDめざせポケモンマスター“。
ポケモンのような可愛い生き物を相棒にすることに憧れがあったものの、小学4年生の頃に飼っていたサワガニ2匹は飼い始めて1ヶ月ほどで共食いを始めたので、可愛い生き物はペットショップで眺めているに限る、と思った。

音楽に関して「ビートルズにリンゴみたいな名前の人がいたな」レベルの知識しか持ち合わせていなかった私も、高校生の頃に友人の弾き語りを見に行ったのがきっかけでライブハウスに通うように。当時のアルバイト代はだいたいライブのチケット代とCDアルバムのレンタル代に消えていたような記憶がある。

10代のうちにバンドサウンドにたくさん触れていたおかげで、思考と会話の引き出しが増えたことはかけがえのない財産だ。
しかし、カラオケに行くとゆらゆら帝国で考え中“ばかり歌うものだから、変な男性にしかモテない大学生時代を送った。

Illustration = スズキスズヒロ

マンガ家

1992年生まれ、仙台市出身。小学3年生の時、「石ノ森章太郎のマンガ家入門」を読んでマンガを描き始める。

2016年、短編「TRAINSPOTTING」でデビュー。2019年、初の作品集「空飛ぶくじら」(イースト・プレス)が発売される。

2020年、仙台文学館の企画展でポスター・展示用イラストを手掛けるなど、活動の場を広げている。

第2種電気工事士、危険物取扱者などの資格を保有している。

E-mailsentoyakemu@gmail.com

Writer = 昆野沙耶(恐山らむね)

ライター・編集者

特定非営利活動法人 まちづくりスポット仙台 ディレクター

 1993年2月生まれ、仙台市出身。宮城大学 事業構想学部デザイン情報学科 卒業。
学生の頃からイラストレーターとして活動を続け、ファッション雑誌や書籍、地元の観光フリーペーパーなどの挿絵を手掛けていた。2017年ごろからは編集・ライティングおよびまちづくりの事業にも取り組んでいる(みやぎ復興情報ポータルサイト内「NOW IS.復興インタビュー」、グルメ雑誌「決定版! 宮城・仙台の最強ラーメン」など)。
勤務先のNPOオフィスに遊びに来る小学生と一緒になって遊ぶのが好き。

E-mail:osasimichan@gmail.com

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